ざっくり3行まとめ
- 雷が光って「ドーン!」と鳴るまで、3秒で約1kmの距離にあるとわかる!
- 計算式は:距離(km) = 秒数 × 0.34(音速340m/s換算)
- 10km圏内=要注意!雷鳴が聞こえたら、すぐ屋内へ避難を!
1. なぜ時間差ができるの?
雷の「ピカッ」と「ゴロゴロ」にズレがある理由、それは光と音の速度の違いです。
比較対象 | 速度 | 3km先までの到達時間 |
---|---|---|
光 | 約30万km/秒 | 0.00001秒(ほぼ瞬時) |
音 | 約0.34km/秒(20℃) | 約9秒 |
🧮 計算式:距離(km) = 経過秒数 × 340 ÷ 1000 → 例えば3秒なら1.02km!
2. 音速は気温で変化する!
音速は気温T(℃)で次の式に:
気温 | 音速 (m/s) | 3秒の換算距離 |
30℃ | 約349 | 約1.05km |
0℃ | 約331 | 約0.99km |
🌡️ 冬は音が少し遅くなり、計算距離も若干短めに!
3. 「10秒ルール」で安全確認!
雷が光って10秒以内にゴロゴロ聞こえたら、距離は約3.4km以内=落雷圏内の危険地帯!
⚡ 雷鳴が聞こえる範囲「サンダーストームシェルフ」は広く、雷雲は10km以上の距離でも落雷可能なことも。
避難するならここ!
- 🏠 頑丈な建物の中へ(屋根・壁あり)
- 🚗 車内もOK(窓を閉めて)
- 🌲 木の下・⛳ ゴルフクラブ・⛱️ 傘などはNG!尖ったものは雷を呼びやすい!
4. スマホで“雷距離”を測ってみよう!
方法その1:ストップウォッチ活用
- 光った瞬間にスタート、音が聞こえたらストップ!
- 計算式:秒数 × 0.34 = 距離(km)
方法その2:落雷アプリを使う
- 気象庁「落雷ナウキャスト」
- 「MyLightning Tracker」などで、10km圏内に落雷があると通知してくれる!
📱 手元のスマホが、雷探知機に早変わり!
まとめ|雷が光ったら、すぐ数えろ!
- 「ピカッ」から「ゴロゴロ」までの秒数 × 0.34kmで雷の距離がわかる!
- 10秒以内=落雷の可能性大 → すぐ安全な場所へ!
- 冬は音が少し遅い → 若干近めに見積もるのが吉!
⏱️ 雷は天のドラマ。でも“安全確認”は秒単位で!
コメント